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中に出したいけど、この場所だと後処理が大変になりそうだし、万琴さんにも負担かかるから、今回は外…ティッシュに出すしかないかな。
そろそろと自身を抜いた後に、俺が着ていたスウェットの上を万琴さんの下半身を隠すようにかけてから、トイレに駆け込む。
「ティッシュは間に合わないよな…。トイレでコレの処理って大丈夫だったと思うけど…」
何となくトイレに全裸で自身の処理って姿が気恥ずかしかったけど、終わったら軽くシャワー浴びて、万琴さんを部屋に運んであげよう。
もう今日はさすがに自室の方がゆっくり眠れるだろうと思ったところで、やっぱり先に万琴さんを部屋に運ぶ方がいいと気付く。
下着を穿かせてベッドに寝かせてから、俺のシャワーやテーブルの後処理をすればいいワケだし。
全部終わらせて、冷蔵庫から麦茶を出してコップに注いでから、椅子に座ってから、息を吐く。
「またやってしまった…」
少しは禁欲した方がいいと思うのに、万琴さんを前にすると我慢できないんだよな…。
左手の甲を見て、ハッとした。
「指輪してなかった…」
実は指輪は家でしかしないようにしていた。
会社にして行くと、あれこれ詮索されて、万琴さんとのことを勘繰られたくなかったから。
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