夜は激しく大胆に

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万琴さんを繋ぎ止めるのに、指輪や真心では弱すぎる。 気絶するくらいの快感じゃないと、万琴さんの自由奔放な心は繋ぎ止められない。 俺も二十八だから、ある程度は大人の恋愛に汚さがあることは知っている。 打算も思惑もあっていい。 少女漫画で手を繋ぐだけで幸せな両想いみたいな恋愛には笑いが出るかもしれない。 愛は心という字があるけど、きっとその人中心になることだと思う。 だって漢字がそうなっているから。 その為なら、手段は問わないのだろう。 万琴さんと深く繋がる時に、俺は必ず万琴さんを抱き締める(バックでもそうしてしまう)。 万琴さんも俺の背中に爪を立てるが、それは全然痛くないし、むしろ気持ちいいんだけど。 「んっ…透…また、硬…!さっき…出した…よね…?」 「万琴さんの中が良すぎて、抜かなくてもいいんですよ」 「バカ…。僕、もう…無理…」 「もう少し頑張ってください。気絶してもいいですから。ちゃんと後処理はやりますから」 万琴さんの中は俺ので滑りは更に良くなっているはずなのに、無意識に中がうねって俺を離してくれない。 「~~~~~っ♡♡」 声にならない声を上げて、万琴さんの身体がビクン!と大きく跳ねると同時に中が強く締まる。
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