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昨日、僕が学校から帰って来ると、ひいちゃんは絵を描いていた。
「ひいちゃん、その絵、かわいいね。僕、その子と友だちになりたいな。」
「そうかね? じゃあ、この幽霊、巧に貸してあげるよ。」
「ホント? やったー。嬉しいな。この子、なんて名前?」
「みちざね、というんだよ。」
「変わった名前だね。みちざね、なんて呼びにくいから、みっちゃん、って呼ぼう。いいよね?」
「ああ、巧の好きなように呼んでやれ。仲良く遊ぶんだよ。」
「はーい。みっちゃん、裏の沼でカエル探そうよ!」
僕は、みっちゃんと毎日、仲良く遊んだ。
みっちゃんは、とても頭がいい子で、雷を操ることができた。
僕が、いじめっ子のユウくんに、いじめられた時なんか、ユウくんの目の前に雷を落として、追い払ってくれた。
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