消えない鬱屈感

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消えない鬱屈感

目が覚めた朝、時々「また同じ夢を見た気がする」そんな衝動に駆られる時がある。でも、それは決まって思い出せず心の奥底に消えない鬱屈感だけが蓄積されていき、気づくと目から零れる無数の涙が頬を伝い布団に落ちる。自分の心とは対照に空には雲ひとつ無くどこまでも青々とした空が広がり、鳥のさえづりが響き渡る。そんな朝を迎える度にを考えてしまう。分かっている。そんな事を考えたところで意味が無いことは、分かってる。
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