4.その橋の向こうへ

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エンディングロールが流れた後、画面のロキが語り掛ける。 『僕は、大切なものを失いかけて、仲間のお蔭で取り戻すことができた。 大事なのは自分の気持ち。 僕は僕。 またいつか君と出会うその日まで、この村で誰かのために自分にできることを考えてみるよ』 外で蜂須と磯穂の二人が秋路を学校へ誘う声が聞こえる。 僕は僕… 秋路は重い自室のドアをゆっくりと開けた。 いつしか外は朝を迎え、眩しい朝日が窓から差し込んでいた。 〈了〉
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