ショートカット

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まだ暑い。  すっかり襟足も伸びた。  ふと立ち寄ったスーパーに隣接する1000円カット。普段は友人の美容院で切るけど時間がないからたまには。  夜、湊音は名残惜しそうに私のうなじを触る。 「終わった後に李仁の襟足いじるの好きだったな」  ああ、そう言えばとその感触を思い出してミナくんにキスした。
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