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強い光が眩しくてわたしは、目を閉じた。
その時、ゴトンと大きな音がしたのとほぼ同時に「会いたかったのじゃ~」と言う甲高い声が聞こえてきた。
この声は……。
何だろうとそっと目を開けるとそこにはシーサーたんがいた。
「シ、シーサーたんどうして沖縄にいるの~?」
「う、うにゃ~ん、シーサーたんですにゃ~ん」
「わたしの仲間を見つけてくれて感謝するのじゃ~」
シーサーたんが目をギョロギョロさせわたし達の顔を見た。
「仲間ってこのシーサーの置物のことかな?」
わたしが聞くと、
「そうじゃ~わたしの一つだけの望みは仲間を見つけることだったのじゃ~」
そう言ったシーサーたんの顔はいつもより優しく見えた。
「シーサーたん、俺も会いたかったのじゃ~」
なんと砂浜に落っこちていたシーサーの置物が喋った。
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