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帰りの電車の中で話しながら彼女は言った。
『デート楽しかったょ。ぁりがとぅね』
はにかみながら彼女は僕の肩にそっと寄り添った。
『俺かぉりが好きになるまで頑張るから』
『しんじ君って優しいのね』
『優しくなぃょ///』
『ぁれ??照れてるぅ?』
照れ隠しに僕は携帯を取り出し画面を見つめた。
彼女は小さな声で呟いた。
『好きになっちゃった…』
無言のまま彼女の最寄りの駅へ着き、手を振る彼女を呼びとめた。
好きになってくれてぁりがとぅ。。。
彼女のおでこにそっと口づけた……
かぉりは顔を真っ赤にし走って改札をでていった。
なんだか慌てる姿がぉかしくて可愛くて笑みがこぼれた。
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