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「ふ、ぁ~…」
(やっぱり、おっきい…!)
夢にまで見た力の、灼熱の楔。
コレで直接ナカを突かれ、その愛欲にまみれることができたのなら、『人間』という短いながらも、長い人生を力の傍で終えられるのだと思うと、堪らなく、嬉しくなる。
「ちか…ぅんっ」
「お、前…っ…」
下着の布越しに滾る肉茎を何度も食み、愛撫するその柔らかな髪に指を潜らせると、トーマは両手を力の腰にかけ、布越しの力を唾液で滑る舌先で丹念に舐め上げる。
興奮して、上気した表情にもゾクッとくるものがあるが、小さな唇から覗き見える真っ赤な舌が酷く淫靡に見えて天井を仰ぎ見ると、力は指に触れたトーマの耳を親指と人差し指で挟み揉んだ。
「ゃっ」
(くすぐったいっ)
柔い愛撫をこそばゆがり、ぴるるっと耳を震わせ、
『止めて』
と力の指から逃れる。
が、髪質とも違う、獣特有の毛触りが気に入ったのか両手を伸ばしてトーマのネコ耳をつまむと、その毛並みを楽しむように指を這わせた。
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