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「…マジか」
(イキモノの感触がある)
自分の目の高さに持ち上げ、片手で柔く揉んでいると、
「にぎにぎ、しないでぇ…!」
とトーマが切なげに啼き、力の劣情を煽った。
「や、ぁんッ」
(しっぽ、とか)
柔くその感触を確かめるように握られるだけで、腰の内側がビリリッと痺れ、勃ち上がった肉茎の先端から、果てなく蜜を垂らす。
「ダメッ…ダメ、なの…っ…!」
ガクガクと膝が震え、支えなしで立ち続けることが怖くなり、壁に腕をつく。
しっぽの毛を逆立て、
『これ以上、握らないで』
と訴えようと肩越しに力を見ると、力は金色に光らせた瞳でトーマのきゅっと引き締まった尻をじっと見つめ、しっぽの先端を握りしめた手とは逆の手のひらを、その根元に這わせた。
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