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「ぅ…んっ!」
背丈が違うトーマは、つま先立ちになりながらもピストン運動を止めず、力がしたいように体を開く。
と、力は自ら腰を突き出してトーマの屹立に灼熱の楔を添わせ、下からぐいっと持ち上げるように自分を擦りつけた。
「あんっ!」
「はっ、…ぁ…ッ…!」
(気持ち、イイ…ッ!)
擦り合わせるだけでは物足りず、指を這わす力の上に手のひらを重ねたトーマは、一緒に二人の屹立を擦り上げる。
「やっ、あ、ぁんッ」
嬌声を堪えることなく漏らし、とろりと蕩けた眼差しを宙に彷徨わせているトーマに顔を近づけると、顔に落ちるその影で力の存在に気がついた唇がキスをねだり、ちろ、と真っ赤に熟れた舌を覗かせて力を誘う。
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