死に損ないの戯言〜生きることをやめた日〜

〜まえがき〜

人には隠しておきたい過去の一つや二つはあると思うのですが、如何でしょうか？

離婚歴、犯歴、違反歴などなど。

しかし今が大切、今が真っ当な人間なら私は過去が何であれ、今そこにいる人の素の姿を見て判断するタチのとある私の話であります。

さて、私にも過去はあります。
過去があるから、現在があり、未来が待っているのです。
もっともらしいことを言いましたが、私の過去を一部晒したいと筆を取りました。

もちろん、これは私の史実であります。
そうです。自叙伝的な話であります。