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有美
「沙利―、今日は大変ね。大丈夫?」
沙利
「うん、今のとこ順調。」
あっという間に定時。
有美は、もう終わったようだ。
有美
「あとどこやんの?手伝うよ。」
沙利
「ありがと。でも大丈夫。今日はデートでしょ。」
帰り支度を終えて沢木君と話す計を見る。
有美
「まあ、夕飯食べるだけよ。」
沙利
「それが大事なんじゃない。こっちはいいから、もう目途立ったし。」
有美
「そお?」
沙利
「うん。楽しんでね。」
有美
「わかった。今夜はかなり冷えるらしいから、ほどほどにしなさいよ。」
“ありがと”と伝え、有美を見送った。
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