チェリー

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無言でうちについて部屋に入って、桐原がそれについてきて。 俺は黙ったまま奴の上着を脱がそうとした。すると桐原が口を開いた。 「本当にするの?」 「嫌ならしねーよ。」 「なら、いいよ?」 「マジでか?」 「うん。」 ゆっくり桐原の制服を脱がしていった。そして、俺も自分の服を脱ぎ、優しくキスをした。 「僕、嬉しい…。」 「黙ってろ。」 照れてそれしか言えなかった。 それでだんだんキスが深くなっていって桐原の力が抜けていって俺の体に抱きついてきた。そのままベッドにダイブして、俺は優しく桐原を抱いたんだ。 疲れたのか2人で寝落ちして、目を覚ますともう夜で。2人とも照れて布団の中に潜りながらイチャイチャした。 こんな関係になれると最初は全く思ってなかった。今は好きだし、愛おしい。 これがどこまで続くかわからないが、冗談が本気に変わることもあるってことだ。
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