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友達以上恋人未満と俺は勝手に思ってから、少し経った頃、テストが近づいていた。
「今度のテストもトップとらなくちゃ。」
桐原は、俺の部屋でガリガリ勉強をしている。
「俺も少しは順位上げたいからな。」
桐原はお袋さんからのプレッシャーがすごいからな。
「なあ、おれが順位上げたらなんかくれよ。」
「何でそんなこと、僕がしなきゃいけないんだよ。君って勝手だよな。」
「まあ、いいじゃん。」
「僕、お小遣いだから、バイトしてないしお金ないから、無理。」
「金、かからないから大丈夫。」
俺は無意識に笑っていたらしい。
「ニヤニヤして。君は!また厭らしいこととかじゃないだろうな?嫌だからな。恥ずかしいことは。」
「まあ、とにかく約束だからな。」
また、あの格好をさせてやる。
勉強頑張ってやる!
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