チェリー

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裸に靴下のこいつをベッドに寝かせ、じっと見つめた。 真っ赤になった顔がなんともそそられた。言ってやらないけど。 無理矢理キスをして、愛撫をしようとしたとき、泣いているのに気がついた。 「なんで泣いてんだよ?!」 「だって…。好きでもないのにこういうこと僕、嫌だ…。」 そういえば好きだって言ってなかった…。無理矢理セフレみたいに扱ってると誤解されて当たり前だ。 「おい。泣くなよ。」 「帰らせてくれないか。後日ご褒美は何か考えるから。」 「ちょっと待てよ。」 腕を掴んだが思い切り突き飛ばされた。 そして、服をつかんで俺の部屋を足早に去って行った。 俺はとんでもない間違いをしてしまったのかも知れない。
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