チェリー

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俺は惹き付けられるようにメガネを抱き締めていた。 そして、深いキスをしていた。 何度もそこら辺の女とキスを交わしたけど、こんなに衝動的に噛みつくようなキスをしたのは初めてだった。 少し目を開けたらメガネも気持ちいいのかうっとりしていた。 その顔見ていたら俺も気持ちよくなっていた。 しばらくキスをした後唇を離すとメガネは足に力が入らないようで、俺にもたれかかっていた。 「大丈夫か?」 「…。」 もっと強く抱き締めようとしたら、思いきり突き飛ばされた。 「何すんだよ?!」 「冗談でこんなことするなんて、最低だ!」 俺が呆気にとられている間にメガネは制服をきて、急いで帰って行った。 俺はそのままで、追いかけることはできなかった。
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