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「おはようございます。お坊ちゃま」  翌日、いつも通りお坊ちゃまを起こし洗面台へ向かう途中、私は横目をフットボードの下へ向けた。  そこには昨日まで無かった絨毯が置かれおり、一滴でも拭き残しが無い事を改めて確認した。 『しっかりと掃除しなければあのような男の血が流れた上をお坊ちゃまに歩かせるわけにはいかない』  そして今日もメイドとしてお坊ちゃまにお仕えする一日が始まった。
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