新出会い系サイトのレイプマンの話

田中理沙もすでに、下着姿になっていたのである。どうりで肌寒い訳だった。下着姿は何を期待していたのか？自分でも少し恥ずかしくなった。なんとピンク色のパンティーとピンク色のブラジャーを身に着けていたのだった。まさかデートの初日から、こんなことにならないと思いながら、身に着けていた勝負下着だった。頭のどこかに、自由な出会いを求めていたし、実際に会った自称黒田明は、長身でイケメンで、話しかけられると、頭がクラクラしたのを覚えている。やさしい言葉と、かっこいい言葉に、つい騙されてしまったのだ。普段の田中理沙は、都市銀行に勤めていたし、職場は全員スーツ姿で、身元はしっかりしているし、出会いの場所としては、悪くなかった。しかし銀行内で恋愛をしてしまうと、男性も女性も責任が発生してしまうから、お互いにさけていたのは確かだった。あくまでも自由に羽を伸ばしたい要求に、かられたのだった、まだ、田中理沙25歳だし、これからだった。