新出会い系サイトのレイプマンの話

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秋も深まった11月の中旬、時間は深夜の1時を過ぎていた。キャーーー!!ここはどこなの?閉鎖されたガソリンスタンドから田中理沙の悲鳴声が、聴こえてきた。ガソリンスタンドは閉店してからだいぶ年月が経っているらしく、老朽化で朽ち果てていた。スタッフルームの中はクモの巣がはりガラスの所々が割れていた。フフフフ、気がついたようだね?暗闇のガソリンスタンドのスタッフルームの中で、聴いたことのある声がした。そう出会い系サイトで会っていた、男の声と同じだった。自己紹介では、自分で黒田明と言っていたが、彼女の田中理沙も、何も確認もしていなかった。自由な出会いを求めて、水平線のかなたに、羽を伸ばしたのだが、やって来たのは、白馬に乗った王子様ではなかった。黒い馬に乗ってきた、最強のレイプマンだった。田中理沙は、最悪な出会いを、選択してしまってのである。意識が戻り、肌寒さを感じて自分でも驚いてしまった。すでに下着姿になっているではないか?
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