視えない事が悪い事

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視えない事が悪い事

怪談は、本当にありそうな話だと、怖いものが闇の背後にヒトは本能的に避けるからだ。 暗い夜道を一人で歩く事は何者にも代え難い、恐怖で有る。 背後に車や、自転車が、シャーと走る。彼らは、点灯をしていないからだ。 それは、壊れていた。 それは、歩行者に気付けない。危ない。 歩く人は、本当に怖い。 人間と言うものは、脆く、弱く儚い存在。 簡単に壊れる。車がぶつかれば、ぶっ飛び、身体は簡単にひしゃげて、微塵子になる。 だから、車だって、人を殺す狂気になる。 人は、誰もが犯罪者になる素因がある。 明日も人間で居られる保証なんか、何一つない。 僕が人間である事に固執していたから、僕の奇席には、誰もいない。人数は怖しい程、閑散としている。 しかし、僕はどうやら、この世界に求められている様だ。 なんで、こんなヒールを演じているオレが好かれるのか、わかる。 オレは、誰も怖くて言えない権力の意志に反抗している、反骨心に満ち溢れた才気だからだ。 人は私のことをヒトラーだと罵る。 制裁だと騒ぎ、潰そうと煽り、嘲り、石を投げて、堕ちろと、消えろと目障りだと罵る。 これから先に、オレと言う人間が、君達の視界から見えなくなっても、後々になって、オレと言う人間が、なんでこんな事をしていたのか、振り返る時が来る。 忘れないで、ささやかな君へのメッセージ。 生まれてきた事に包まれる様に。 今日という日を祝おう、 生誕祭ー聖書キリストの概念が、夢を持つ人々に受けいられて、沢山のアイドル達が、その日だけ、主役になれる。 僕は、何回もそう言う現場で、彼女達皆んなに、愛を込めて、生まれてきた事に有難うとエールを込めて、だから、 ありがとう、そう伝えている。 それは愛だったんだ。
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