カタールワールドカップ

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カタールワールドカップ

2022年11月21日、中東のカタールで第22回サッカーワールドカップがキックオフした。 この大会は世界中が白熱の応援をする代表的なスポーツの祭典であり、熱狂的なサポーターも多い。当然7大会連続の出場を決めた日本でも、この1ヶ月は大いに盛り上がりを見せることだろう。ちなみに通常は夏に行われるはずだが、カタールの夏は酷暑すぎるため、異例の冬開催となった。 2022年12月3日。 ついに決勝トーナメントへと駒を進める、ベスト16の顔ぶれが明らかになった。 A組が1位オランダ、2位セネガル。 B組が1位イングランド、2位アメリカ。 C組が1位アルゼンチン、2位メキシコ。 D組が1位フランス、2位デンマーク。 E組が1位スペイン、2位ドイツ。 F組が1位ベルギー、2位クロアチア。 G組が1位ブラジル、2位スイス。 H組が1位ポルトガル、2位ウルグアイ。 以上の結果だ。 俺はこの結果を見て、あまりの妥当さに少々物足りなさを感じた。ほぼFIFAランキングの上位国が勝ち上がって来ている。かつての大会では、前回王者がグループリーグ敗退など悲劇は多々起きるものだが、今回は出来すぎと言っていいほど強豪国ぞろいだ。特にお互いが応援しているベルギーとオランダに至っては、3戦全勝の勝ち点9で余裕の突破を果たしている。どちらも今回の優勝候補に違いない。 それとE組の日本は、スペインとドイツに敗れ、1勝2敗の3位で姿を消した。残念だが相手が強かったため、これは仕方がない。 それにしてもオランダめ。強すぎるじゃないか。俺は那津と別れたくないんだ、次のアメリカ戦で負けろ! 日が進み、ベスト8が発表された。 勝ち残ったのはオランダ、イングランド、アルゼンチン、メキシコ、ベルギー、クロアチア、ブラジル、ポルトガルである。 意外性としては、フランスがメキシコに敗れ、スペインもクロアチアに負けたこと。俺の分析として、両者ともカウンターで得点を連続で入れられたり、PKで決められたりと不運が重なったのだと思う。
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