小さな冒険譚

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ここまで読んでくれた人にはバカげた冒険譚だったかもね。今思えば私も馬鹿げてるよとしか言えないから仕方ない。何なら次の日やけに眠い状態で学校行って寝ないように気をつけて帰ってきたらすぐ寝てしまったりもしたんだ。それじゃ結局ゲームの時間は変わんないし。 それでも馬鹿げていてもドキドキできて感情移入しやすくなったのは事実だとおもう。無駄な時間だったかもしれないけれど。思わず冒険終わりのギャグシーンで笑ってしまってバレたなんてこともね。一度や二度じゃなくあったよ。それはたぶんこちらと向こう側の境界線が薄れていたからだと思う。感情移入しやすくなってね。 理解してくれる人はいたら嬉しい。ゲームや本と自分のおかれてる状況を混ぜて、よりドキドキしたい。ドキドキする。 そのことがある意味たのしかったから。私なりのドキドキの理由。妄想コンテストのこのテーマを見て思わず書いてしまった思い出話。馬鹿げていても小さくても私にとっての冒険譚なのだから。
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