面影と。

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~三日目、水族館~ ナイン「あれはこの水族館で一番人気のシャチのレビちゃんだぞ!」  十造「おー。ママ、あれおいしい?」 ナイン「食いもんじゃねえっての。シャチっつーのは『海のギャング』って言われるぐらい最強クラスの生物なんだけどよ、水族館にいるシャチはあんなに人になついてるだろ?」 十造「むう。目がやさしい」  ナイン「ああ。つまりな、人でも動物でも生まれた環境が違えばいくらでも変われるっつーことだ…」 十造「むう」 ツェベル「…そんなに気になるなら一緒についてけばいいのに」 ユリマ「だって邪魔したくないじゃんっ!そんな野暮なことできるかよっ!」←双眼鏡でナインたちを見てます ツェベル「まあそうかもしれないけど、一歩間違えたらストーカーだよ?間違われないようにね?」 ユリマ「わかっとるわいっ!」
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