面影と。

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~五日目、シナリー家の庭~ 十造「むう、きれー」 ナイン「ああ、そうだな。サトーのじっちゃんが手入れしてる花だ。そこらの庭の花より遙かに綺麗だ」 シナリー「そちが(くだん)の竜の子か。随分と大きくなったな、見違えたぞ」 十造「だれ?」 ナイン「シナリーってな。あたいの妹みてえなもんだ。この庭はシナリーの庭なんだ」 十造「だっこだっこ」 シナリー「わたしがか?いいのか?」 ナイン「あ、ああ、いいんだが胸がそこそこあるやつはすげえ揉まれるぞ」 シナリー「なんと…!?そ、それはちと困るな…まだ余は11じゃ…乳は出んぞ…」 ナイン「いや、たぶん揉みたいだけだ。テンはやたら胸のでかい奴が好きだからな」 シナリー「や、やめておこう。」 サトー「姫ー!政務の時間ですぞー!」 シナリー「うむ、わかった。ではナインよ、ちと用事で空けるぞ。ゆっくりしていくがよい」 ナイン「そうか?すまねえな。」 十造「しなりー、いそがしい?」 ナイン「ああ、シナリーは王女だからな。あの年で国を動かさなきゃいけないんだよ」 十造「むう…」
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