面影と。

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~次の日~ ユリマ「ナイン~」 ナイン「おう、どうした。…ベルも一緒か」すぱぁ~ ツェベル「うん。今日はナインさんに見せたいものがあってね。」 ナイン「見せたいもの?」 ツェベル「よいしょっと」ドンッ ナイン「なんだこりゃ?テレビか?」 ツェベル「そうだよ。でもちょっと特殊なテレビでね。まあつけてみなよ。どうやって持ってきたとか電源はどうしたとか聞かないでね」 ナイン「あ、ああ。」ぽちっ 十造『ママ!!』 ナイン「テンッ!?こ、これは…?」 ツェベル「見ての通り、テレビ電話だよ。テンちゃんと別れる時にテレビとアンテナを渡しておいたんだ。テンちゃんのは小型テレビだけど。…これで故郷にいてもテンちゃんと話せるでしょ?」 テン『ママ…!ママ……』 ナイン「……ベル、すまねえ……」 ユリマ「あんたの発明もたまにわ役に立つわね」 ツェベル「たまには余計だよw…それよりもテンちゃん、お母さんには会えたのかい?」 テン『ママ…にごう…ちがう…テン、つかまった。』 ナイン「な、なんだって…!?」 ユリマ「んなにぃっっ!?」
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