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彼女小さな声で答えた。
テレビでは想像出来ない。
弱くか弱い声であった。
「六法全書。」
何故六法全書を読むのだろうか。
法律家でも目指しているのだろうか。
気になってもそれ以上聞き出せなかった。
これが、10年たってから最初の出会いであった。
六法全書を読み物にしている高校生居るんだ…
わたしは、関わりたくないと思ったのだった。
まあ幼少期関わっていたんだけど、
向こうは覚えてないから大丈夫かなっ
そんな期待を胸に秘めて午後の授業も頑張るのだった。
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