Essence2

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彼女小さな声で答えた。 テレビでは想像出来ない。 弱くか弱い声であった。 「六法全書。」 何故六法全書を読むのだろうか。 法律家でも目指しているのだろうか。 気になってもそれ以上聞き出せなかった。 これが、10年たってから最初の出会いであった。 六法全書を読み物にしている高校生居るんだ… わたしは、関わりたくないと思ったのだった。 まあ幼少期関わっていたんだけど、 向こうは覚えてないから大丈夫かなっ そんな期待を胸に秘めて午後の授業も頑張るのだった。
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