すれ違い

1/3
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
 これは、私  お凛が体験した、間近で見た実際あった話。  私は、友人の海と遊ぶのが好きだった。  私は、大人しい子供である。  今でこそ、お転婆であるが、当時は大人しく、  人見知りが激しい子であった。  一方、海はと言うとお転婆でやんちゃな子だ。  今は、逆に大人しく一歩引いて見ている。  いつものように、そんな海と遊んでいると、  突然、お見合いの話になった。  言っていなかったが、私たちはお嬢様友達なのである。  お転婆の海は、窮屈な浴衣が嫌で、お見合いが 嫌だと暴れ出す。 一方、人見知りのお凛は、お見合い相手と顔を合わせることが嫌だと暴れ出す。  「ヤダヤダ、お見合いやだ!」   お凛もヤダ〜うわぁーーん   普段大人しいお凛も泣き始める。    それを、なだめる親たち。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!