65人が本棚に入れています
本棚に追加
交通事故
私が社会人3年目の頃、出社途中に交差点を直進していたら、右側から飛び出してきた赤いスポーツカーと接触し、私は田んぼで横転した。
車から出ようとしたが、ドアを開けることができず、ガラスが割れた窓から脱出した。
私は近くの病院に救急搬送され、シートベルトをしていなかったので、横転した衝撃で顔にパックリ傷ができ3針縫ったが、運良く田んぼがクッションとなり入院する程ではなかった。
ようやくローンが終わった車は廃車になってしまった。
私は直ぐ会社に復帰できると思っていたが、この事故がきっかけで私は母親に支配されるようになった。
確かにムチ打ちも後から後から痛みが増してきてはいた。
痛みはあったものの、事務仕事をするのには問題ないようにも思えたので、
仕事に行くことを母親に伝えると凄い剣幕で怒り始めた。
私が出社してしまうと相手の保険会社からお金が出なくなるからだ。
病院では、痛い痛いと言え!
リハビリには行け!
仕事にも遊びにも行くな!
毎日、母親に洗脳されているようにも思った。
悲しいことに、私のことよりも相手側の保険会社からお金を頂戴することしか頭にないように思えた。
社会に出て、大人の汚さを知る?
私は母親から汚れた大人の姿を知り、そんな母親を軽蔑するしかなかった。
最初のコメントを投稿しよう!