『不発弾』

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横柄な態度で家族のみならず近隣からよく思われていない主人公の郷田。 ある日妻子と町人たちに騙されて不発弾が主人公宅の地下に埋まっていると言葉巧みに思い込まされる。 元々、だまされやすい主人公は簡単に信じてしまう。 ある朝、目覚めると家族が家にいない。 仕方なくビールでも飲もうとソファに座ったときに電話で家族から、不発弾が埋まっていると聞かされる。 町民はもうみんな避難しているという。 気づけば町には自分一人だ。 一度はあわてふためくが、 冷静になってよく考えるとそれは嘘だと思って何度もかけてくる妻に怒号を浴びせる。 しかし本当に不発弾が埋まっていて、それを知らない主人公は、呑気にビールを飲んでいる。 偶さか地震が起こり、不発弾が傾きその時、大爆発を起こす。
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