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序章
あなたとの間に、不滅の愛があると信じられたことが、私の覚悟であり、至高の幸せでした。
いつかの人はこう言って、瞳を月光に預け、星づくの空へ旅立ちました。
夜の國を、あなたは知っていますか?
あの、絶望と恍惚の溶け合う場所を……。
形を奪われた闇の中で、己の鼓動のままに踊ることができるのは、本当の光を心に宿した者だけです。
時につけた道標の掠れを嘆く貴方を、永遠の戸はずっと見つめています。必要なのは、きっと、歩き出す一歩だけなのです。
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