第 1 章

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ある日、妻が死んだ。 いつもと変わらぬ朝だった。 「いってきまーす!」 笑顔で仕事に向かう妻。 働いていない俺に代わり、仕事に向かう妻。 それが、最後に見た妻の姿だった。 そして無職の俺は、幼い5歳の美琴を抱え、シングルファザーになった。
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