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宇宙の果てとは何か
NHKの『チコちゃんは知っている』でもやってましたけど、宇宙は無限に星が広がっているのではなく『果て』があります。仮に宇宙が無限であるならば夜空に暗い空間は存在せず、全てがぼんやりと明るくなるからです。
では、宇宙の果てにおいて前述の『張力』はどう働くでしょうか。
宇宙の最先端すなわち『果て』の向こう側には、何の天体もありません。下図で言うところの左側ですね。すると、他の天体が存在する右側に比べて左側の空間は歪みの度合いが小さくなります。歪んだ空間を押し返す相手(他の天体)がいないからです。
これによって、赤の天体は右側からの張力によって左側へ『押し出される』形になります。
つまり『宇宙の外側へ広がっていく』わけですね。エンタルピーの増大というか。
これが、『宇宙の膨張について未知のエネルギーを計算しなくてもいい』と私が考える仕組みです。
実に単純なアイデアですが(^^;)
では、その速度が『加速する』のはどう説明をつけるのか。
上図によって最先端の天体(赤)が外側に移動していくと、今度は次の天体(青)が外側に引き寄せられていく(押し出される)ことになります。赤からの押し返される力が次第に弱まるからです。
ただこの場合、青は赤よりも移動速度としては『鈍く』なり、赤のほうが『速く』なります。
この二つを比較することで、あたかも天体が場所の移動とともに加速しているように見えるのではないでしょうか。
じゃあ、何で太陽系や銀河系はバラバラにならずに集まっているのか。という話なのですが。
周りの空間に比べて密集度合いが大きければ、その端っこから順に飛び散ってしまってもおかとしくなさそうなのに。
その理由が、私はダークマターだと考えます。
次回・ラスボス『ダークマター』について。
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