【プロローグ】

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 「またいつか、会える日を。」  「えぇ。その日を待っています。お元気で。」  その美しい女性、アリシアは惜別の抱擁をした。    あの日、朝靄の中、あなたは旅立った。  それは遠い昔のようにさえ感じる。    今あなたは、この旅の出来事をゆっくりと思い返していた・・・。
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