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そんな感じでけっこう楽しく暮らしてたんだけど・・・・・・。
日向子が中学2年の時に、お祖母ちゃんが死んだ。
いつかそんな日が来るのは当たり前なんだけど、やっぱり大ショックだった。
お祖母ちゃんがいなくなったらどうするかなんて、ぜんぜん考えていなかった。
おじちゃんもおばちゃんも、血縁ではないのだから、日向子は天涯孤独になったのだ。
どうしたらいいのかサッパリわからなかった。
そうしたら、おじちゃんとおばちゃんが、養子にしてくれることになった。
赤の他人に育てて貰うのは気兼ねだったけど、他にどうにも仕様がない。
「よろしくお願いします」と頭を下げた。
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