現実民の詰め合わせ

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現実民の詰め合わせ

ここは、カントーの町。ここでも現実から来た現実民はたくさんいる。 夜、ラジオ局から出て来たショートヘア女子ラジオパーソナリティープレイヤーとこれから少し遅れた夕食とるブレザー男子高校生が合流しタクシーを待っていた。 ラジオプレイヤー「今日なに食べる?」 男子高校生「パスタでもいいよ。」 ラジオプレイヤー「すぐ決まったからなんか話すことないね。」 男子高校生「だよね。」 ラジオプレイヤー「じゃじゃん!こんなときにはコントラストリングでハッキングバトル!」 男子高校生「イメージ勝負の?」 ラジオプレイヤー「コントラスト、今の流行っているイメージの環境は?」 男子高校生「環境かぁ。なにが強くてなにが流行っているって感じか。」 ラジオプレイヤー「ふむふむ。みんな平均化でデジタルを制御しているならウチに偏っていくイメージで書き換え!これで勝利!」 男子高校生「実際は一人の力が偏るというよりは皆を弱体化のイメージか!」 ラジオ「いいパスタが待ってるね!」 時刻が変わって昼下がり。街中と言ってもカントーの町の下町周辺の信号を待っているアパレル店店員女プレイヤーと現実民のOLさん。 アパレルプレイヤー「ファッションの話しも一通り終わったしやりましょうコントラストバトル!」 OLさん「どんな戦いを?」 アパレルプレイヤー「あっ、せっかく青信号なったのにもう赤!これは勝たねば!」 OLさん「現在の環境は?」 アパレルプレイヤー「偏っているかんじ。一人に力が。つまりほかの人が弱くコントラストで設定されてるみたい。」 アパレルプレイヤー「でも大丈夫!バランスを取ると考えればいい。コントラストで偏りの力そのままにのこり10秒しか頂点に立てない設定で!」 OLさん「すごい。頭いい!」 アパレルプレイヤー「あぁ、また点滅青信号!もう一戦!」 OLさん「こういうところどこか現実や関東と同じかも?」 続いて静かな住宅街の小さなレコード屋さん。ここはクラシックが多い店。レコード屋さん店長男性プレイヤーと息抜きキャリア・ウーマン現実民が店内で話している。 レコードプレイヤー「続いては新世界より。」 ウーマン「さっきもそれよね?お気に入りかしら?」 レコードプレイヤー「ノンノン、曲を流しながらコントラストバトルに勝つのさ!」 ウーマン「レコードを機械へセットしたわ。」 レコードプレイヤー「環境はのこり10秒しか天下が取れない。その天下奪っては天下から転落の繰り返し。だからジャズみたいに力抜いていこうよ?」 ウーマン「つまりどういうことかしら?」 レコードプレイヤー「今からコントラストにイメージでbgmを追加した。新世界よりが流れている時が自分の天下さ!」 ウーマン「お洒落の落ちるは落ち着くの落ちるってことなのね!」 レコードプレイヤー「宣言どうり新世界よりはいいbgmなっただろうさ。」 今日もまたカントーの町は盛り上がりと落ち着きが両立していたいい世界だ。
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