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事件開幕3
同日 PM12時
上田は一時自宅に帰宅。
テレビから
「お昼のニュースです。本日0時頃、世界情報機関タワー日本京都支部にて、3名の心停止………。」
上田[まぁどこも今日のニュースで持ちきりか]
「ここで速報です。先程お伝えした世界情報機関タワーにて起こった事件ですが同時刻、アメリカ、中国、世界各国にて同様の死亡事故が発生していたとの情報が入りました。現在世界各国にて情報を集めているとの報告を受けています……。」
上田[えっ……。どういうことやねん………。]
上田は帰宅したところだが、署に戻った。
署に着き、畑山課長を探す。
上田「課長! 見ましたよさっきの報道。」
畑山課長「おー、上田。どうやらそのようやわ。記者から報道前に連絡があってな。今は事実確認やらで手いっぱいやわ。」
上田「せやけど、なにが起こっとるんです?おかしいでしょ?なんかのテロでしょこれは。」
畑山課長「そやな、それが一番濃い線やろな。とりあえずどうなるかわからんさかい、現場の人間はわかる限りの情報収集しかない。あとな報道ではまだ発表されてないけどな、世界各地で起こった事件やけどな、全員レベル5や……。」
上田「そんな事…可能なんですか?」
畑山課長「せやから分からん。なんも…わからんのや。」
上田「課長、俺ちょっと出ますわ。」
畑山課長「上田、お前あんま無茶すんなよ」
上田「へいへい!」
上田[どないなっとんねん。新年早々物騒な世界やろ。こんなんできんのは俺のような能力持った人間しか無理やろ?]
ブーブーブー♪
上田[なんや、電話か?]
上田「どないしたんや?」
青木「おー喜一か?あんなちょい急ぎで会えるか?」
上田「なんかわかったんか?とりあえずどこまで向こたらええ?」
青木「ほなら、さっきのコーヒー屋でええか?」
上田「オケや。すぐ向かうわ。」
ピッ。
上田[とりあえず向かうか。青木のことや、なんかわかったんちゃうか?せやけどあいつが、あんな声張っていうとは相当やな……。]
カランカラン♪
店員「いらっしゃいませー。あっお連れ様の方ですね。こちらへどうぞ。」
上田「そうです。ありがとう。」
青木「おー早かったな。」
上田「で、なにがあったんや?」
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