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第一章 三上佑一の出会いと世界の日常
《それ》がいつ誕生したのかは定かではない。研究者や科学者が明確に発見できたのは、数十年以上前の隕石落下によって誕生した新種だという説、もしくは隕石に付着していた地球外生命体だという説など多数ある。それら全て含め、《Neoplasm》と呼称して研究していた。
研究していた人間達が余計な手を加えたのか、もしくは《Neoplasm》の進化が異常な速さだったのか。《それ》は急激に成長し、人類に仇なす存在となった。《Enemy》としての評価を与えられ、新しく《NE》と呼称されるようになった。
人類は《NE》を敵とみなしている。
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