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「新婦は準備に時間がかかるから、柚は私と先に出ましょう。京子さんあとは頼めるかしら」
「もちろんよ。柚ちゃんのドレス姿楽しみにしているわ」
柚と母は、みんなに見送られ準備に向かった。
「俺達もホテルの方に移動しましょう」
柚の父親が、男性陣と赤ちゃんを連れ移動する。
「楓、赤ちゃんっていいな」結を抱いた誉が呟く。
「誉さん、どうしたの??」
「いやぁ、響と柚ちゃん見てるとさぁ、今まで持っていた結婚のイメージをいい意味で覆してくれて、今回赤ちゃんと触れ合ってみて、益々なんか結婚して子供を育てる未来に興味があるというか、俺もって思った。誰でもいいわけじゃないけどな」
「わかるよ」
独身の二人にもいい影響を与えているようだ。
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