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briliant shadow ④
「落ち着け、麻里子!落ち着けよ!」
「カズ・・・何でかな?寒いの。心が寒いよ・・・ベース弾いてもだめだった。」
「麻里子・・・お前、お前そんなに・・・かなし・・・」
「会いたいよ!会いたい!」
「麻里子・・・オレはもう、音楽は・・・」
「会うだけでも?」
30分後、3キロ離れている。麻里子の家の彼女の部屋の中にいた。
「麻里子。。。」
「カズ・・・ごめんね。ワガママ言っちゃった。辛いのに。」
和真はゆっくりと頷いた。すると、堰を切ったように麻里子がソッと彼にしがみついた。
彼の脳がとろけた・・・ガクガクと和真の何かが雪崩を打って崩れて行くようだった。麻里子が上目遣いに滲んだ瞳で男を見つめると和真のオトコがそそり立ってきた。
二人はスイッチが入ったように同時に舌を出した。『ねっちょ。ねっちょ』と、麻里子の部屋でそんな鈍いような虚しい音が響いた。
「ぁつっ・・・ああっ!」
麻里子が歓喜の声を上げ、その頬に一筋の涙を零した。
「ずっと・・・ずっと・・・こうしたかった!」
彼女の嗚咽は続いた。和真は訳が分からなくなった。頭の中はオスとメスの結合欲求で充満していた。
麻里子はLOUDNESSとプリントされたロゴのTシャツの上から乱暴に両胸を揉まれた。男の経験は一度だけあった。中学3年生の卒業式で当時の学級担任に初めてを捧げたが行為はそれ以来だった。その時は優しく優しく自分を取り扱ってくれた先生を嬉しく思ったが、今は逆に雑な方が彼女を安心させた。まだ、和真のエッチは洗練されていなく、粗野で暴力的だ。それが何故か麻里子を安心させた。
彼女の胸のふたつの雷は真っ赤に腫れ上がり、Tシャツで隠れているがもう既に、ツンと立ち上がっていた。
「はぅっ!」
麻里子は和真にしがみついた。その時、素早く手馴れた様子で一気に彼女のTシャツを剥ぎ取った。
「あっ!あぁっ!いやっ!」
反駁しているが、抗ってはいなかった。自ずから手を後ろへ伸ばしふたつのブラのホックを外すとそれが刹那、麻里子はパンティ、一枚の姿にさせらた。
「早くぅ・・・ほ、しぃ・・・よ。」
麻里子はトランス状態に陥った。何も考えられない。彼のオトコを欲していた。美由紀から彼を奪えと海馬が記憶した。和真の腕が彼女の後ろに周り、上からパンティも剥ぎ取られた。その中央部はサラッとしている液体でみたされていた。
「カズ!私、マジだよ!」
「うおおおおおおおおおおお!」
和真が吠えた!そして、自分の衣服を全て、脱いだ。二人とも素肌を晒し、若い小芽を貪り逢おうとしていた。
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