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Okinawa in January ➀
バンドで一緒にやりたいというのは、ある種、感覚でしかない。コイツのギターのキンキンするような高音バリバリ上げた弾き方が好きとか。カッティング気味に音を切るような演奏自分に合っているとか、互いにリスペクトしている。
1980年代はシンセドラム全盛期だった。ワンセット40万円はする代物も多かった。このドラムセットが流行っていた頃は、例えば『C-C-B』というバンドが隆盛を極めていた。現在では知る人も少ないが、『ロマンチックが止まらない』はTV主題歌となり、『瞳少女』等のヒット曲がある。当時、流行りこぞって新しいものに飛び付いた若者たちはシンセドラムを購入するものがいた。ドラムでありながら、シンセサイザーのような機械的な打音が出せるシンセドラムだったが、欠点も多かった。プレイヤーが口々に言うのはゴム製のパッドである。演奏時の静寂性を追求したものであるが打感が生ドラムとは程遠く、叩くたびに腕に負担がかかるという代物であった。また、叩き方によっては鞭を振りぬいたような大きな音がするなど80年代のシンセドラムはプレイヤーに取って扱いにくいモノだった。(一部、ウィキ参照また原作者打感)1990年代には一部、改良され練習用の打楽器となり重宝されている。
また、杉山清貴氏がオメガとライブ時代の事を振り返り、『プラトニック・ダンサー』という楽曲をライブで披露する際、リズム体が足りないため、ジュークボックスを使用し、故障した時には焦ったという、エピソードを語っている。
『Sweet Lychee』がアンコールに持ってきた河合奈保子の『エスカレーション』はシンセドラムとシンセサイザー等、打ち込みを多用している。シンセドラムで有名なアーティストといえば、Wink(ユーロビート的な色合いが強いが・・・)『C-C-B』『菊池桃子』(ラ・ムーはヤバいwww)『Summer City(TUBE)』等がいる。杉山清貴&オメガトライブと菊池桃子の『Broken Sunset』のリズム体の共通点は拍子が『タン・タ・タン・タン』が連続することである。流石、林哲司www
和真が所属する『Sweet Lychee』のリズム体は機械任せの8ビートか16ビートだった。(少し、音楽の細かい難しい説明になったけど、皆の衆、ついてきて着いてきて!wwwエロまでもう少し、カウントダウンが始まってるよ!www)
比嘉っちが滋養強壮のリポビタンDを飲みながら結夏と打ち込みをしている。
「あ~~。面倒クセェ・・・」
「ドラムスを抱えていないバンドの宿命よ。打ち込みあるある。」
麻里子が笑っている。
「「3年生、追い出しライブ!これからは俺たちの時代だ!」ライブ、参加者が3年生中心でさ、5組位、皆、上手いぜ。カズ。1年生はカズだけだ。」
「えーーー。マジか!プレッシャーだなぁ・・・」
「ボーカルは大したことない。問題は打ち込みをする時間が足りないかもな。結夏!お前、ちっと、来いよ。」
「なに?」
「結夏、自分の裁量でいいから、打ち込みの部分でお前に一部、任せたいんだけど。いいかなぁ~~~。」
「え?」
「お前を舞台に上げてやるって言ってるんだよ。これは皆の総意だ。」
「マジで?やったーーーーーーーっ!」
結夏は狂喜乱舞した。
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