運命

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運命

六畳程の部屋だ。 声はかけたものの、返事はなく、 小屋は蜘蛛の巣と埃で荒れ果てていた。 物がぎっしりと敷き詰められ 何とか座れるスペースを確保し 勿論横になれる場所もない 電気も水道もガスもない。 美陽は泣きたくなるのを堪え 陽が沈むと辺りは一気に暗くなった。 真っ暗闇の中でただ1人ポツンと。 怖くなった美陽は目を瞑り深い眠りについた
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