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下を向きながら院内を歩いていく 院内の図書館が私の落ち着く場所になった。 本はあまり読まないが、この機会に読んでみようと思いさまざまな棚をウロウロしていた  歴史/ このゾーンが何故か気になり吸い込まれるように入っていった。 そこで一冊の本が目に止まる。 タイトルを口に出して読み上げる 「幕末新撰組の記録」 手に取ってみると隊士と思われる人々の白黒写真が載っていた。 懐かしいそんな気持ちになった。 2枚目をめくろうとした時彼女は物凄い頭痛に 襲われた。 「ウッ…ッ!」 ガタン! 手に刺さっていた点滴が外れ点滴のスタンドが 倒れ床に倒れてしまった彼女はここで意識を 失った–--。
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