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「んっ、、、」 頬に冷たい水滴がポツリポツリと垂れる 雨の匂いが鼻を刺激する 重たい身体を起こすと身体は泥まみれだった 「なんで、わたし、着物なんか…」 訳がわからない美陽は辺りを見回す。 立ち上がり自分の姿を再度確認した やはり、着物を着ている。髪型も時代劇に 出てくる町娘のような髪型と格好だ。 周りの建物も今の時代「現代」とは違い 木造でできた古びた建物ばかり。 ーザァァアアアー 小雨だった雨は気がつけば土砂降りに。 泥だらけの彼女は頭が真っ白になりしばらく ぼっーとそのばに立っていた。
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