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身体中を大きな手で愛撫され、唇で触れられているうちに、じわじわと感覚が鋭くなっていき、悦楽を感じる場所が熱を帯びる。
「ひんっ!!」
身体を探るように撫でていたディルの指が、ふいに双丘の尖った場所に触れたとき、エミの身体が大きくびくりとはねた。ちりちりと焼けるような快感が、身体中を駆け巡る。ディルはニヤリと笑う。
「……ほう、お前はここが良いようだな。分かりやすくて結構」
ディルは膨らみの先端を前触れもなくべろりと舐め、間をおかず口に含んで音をたてて吸い上げる。突然の快感の波にのまれたエミの身体が大きく震えた。その反応が楽しいのか、ディルは執拗に舐め続ける。
「や、……そこ、……あんっ……♡」
強すぎる快感に、エミはイヤイヤと首を振りながらぶ厚い胸板を押して退けようとしたものの、大きな手がその細腕をあっさりシーツに縫い留めた。
意図せず両手を頭の上にあげた態勢となり、エミの小ぶりな胸がディルの目の前にあらわになる。今や双丘の頂はふっくらと尖り、薄桃色に色づいていた。
羞恥でエミは指の先まで真っ赤になったものの、ディルは満足げにその様子を見る。
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