聖女、参る!(1) ※

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「……なかなかいやらしいな。悪くない」  ディルはふっと微笑むと、ついばむようなキスをエミの鎖骨に落とす。それから、そっと背中に手を当て、ぐったりするエミをすくうように抱き上げると、軽々と膝の上に座らせる。ディルは後ろからエミを抱きしめて、髪の間から覗いた細いうなじに噛みつくようなキスを落とした。  エミの背中には、ディルの下履きごしに熱い猛りがあてられた形となり、エミは驚いて身体を震わせる。 「あ、あの、……ハクシャク、鬼デカいナニかが、なんか背中にあたってて……」 「これの出番はまだだ。ある程度、ほぐしてやらなければ、お前の身体を傷つける可能性がある」 「こんなにおっきいの、挿入(はい)んないと思うんですけどぉ……!」 「馬鹿を言え。挿入()れなければ、人類は生殖ができないだろう」  さらりとそう言うと、ディルはエミを後ろからそっと抱きしめながら、再び柔らかな乳房を揉みしだく。そして、片方の手でエミの乳頭をいじりながら、もう片方の手がエミの太ももを割り、薄い下生えに隠れた亀裂をなぞった。くちゅ、くちゅ、と猥雑な音が部屋の中に響く。 「ッ……ひゃん!」
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