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聖女、参る!(2) ※
ディルはぐったりとしたエミをシーツに横たえ、無造作に頭を撫でた。
「……絶頂したようだな。これで準備は十分だろう」
「えっ……。まだ、するかんじぃ……?」
「当たり前だ。私は達していないからな。付き合ってもらうぞ」
そう言うが早いが、ディルはさっと着ているものを脱いだ。
闇の中、ディルの裸体が月明かりにぼんやりと照らされる。予期していた通り股間の一物はかなり大きく、彼の身体パーツでもひときわ存在感を放っている。
しかし、それ抜きにしてもディルの均整の取れたバランスの良い体型は、目を惹くものがある。さながら名匠の手による彫刻のようだった。
エミはとろんとした顔でうっとりとディルを見つめる。
「ヤバ、ハクシャクって、身体までイケメン……♡」
「なんだ、私を観察するとは、まだ余力があるな」
「ぴぇっ、そんなのもうないよぉ……」
「おい、逃げるな」
半泣きで逃げようとするエミの脚首を、ディルはむんずと掴んで自分の方に引き寄せた。そして、往生際悪く身体をよじって逃げようとするエミの脚を大きく開き、ディルはさっと己の身体をねじ込む。
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