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【資料】児童向けリライト紹介『地獄の仮面』
「名探偵シリーズ」第十一巻。ドロドロした男女の愛憎関係が出てくるかなり陰惨な内容で、全く児童向けの内容ではない。
原作通りの展開だが、ラストだけ違う。犯人は焼身自殺して幕を下ろす。このシーンは原作にもあるが、犯人は生き延びて再び姿を現す。原作に描かれる犯人の断末魔のシーンは、絶対に児童向けの本では扱えなかったろう。
明智小五郎と文代さんの恋愛関係はカットされ、原作のラストでふたりが結婚間近と騒がれているというシーンもない。最後に読者をホッとさせてくれるので残して欲しかったと思う。
表紙は柳瀬茂。挿絵は武部元一郎
↓明智探偵の後ろに、道で目が合ったら因縁つけられそうなオジサンがいます。
↓挿絵より。文代さんの誘拐シーン。
↓文代さん、小林少年。
↓挿絵より。文代さんの誘拐シーン。
↓文代さん、小林少年。
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