66年ぶりの最終回！ 武田武彦・脚色『大暗室』要約紹介 表紙は澁谷沓さんの傑作！ ロングセラー、ポプラ社版「少年探偵 江戸川乱歩全集」第三十巻『大暗室』原作！ 『江戸川乱歩児童向け改作の世界』

おことわり

①著作権の保護期間は、没年によって変動している。
　2018年までは著作者の死後五十年だったため、1965年に亡くなった江戸川乱歩の作品については、既に著作権は消滅している。
　また児童向けリライトは、武田武彦、氷川瓏など別の作家の手になるものだが、著作権は全て乱歩が擁していた。
②乱歩作品の挿絵については、あくまで江戸川乱歩研究にあたっての資料として引用したことをおことわりしておく。
　現在では、挿絵などの画像についても資料としての引用は認められる方向である。
　またこのエッセーについては、むしろ引用により、作家、挿絵画家の再評価をめざしている。
③ミステリー小説については、「探偵小説」「推理小説」とも呼ばれており、作家や評論家の回想や評論については、この用語を使用している場合がある。
④引用文で一部算用数字や「」などに表現の変更がある。また元号での記述については、私の独断で一部西暦を併用している。
⑤「少年少女譚海」連載『人間豹』についての引用は、全て昭和館の提供である。
　〒102-0074　東京都千代田区九段南1-6-1　昭和館

表紙画　澁谷沓
　作家、詩人、エッセイスト、画家。書家として数多くの作品を発表し、各方面で大きな人気と支持を得ている。