咲蔵風人

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咲蔵風人

この度は、素敵なイベントに参加させて頂き、ありがとうございました。 皆様の文章を必死に追いながら、自分はどのタイミングで参加できるかと、頃合いを見計らっておりました。 作品全体としてみると、何だか夢心地な世界観が、リレー小説という環境で上手く表現されていると思いました。 不思議な世界に迷い込んだ兄妹。書き手によって場面が激しく、奇想天外な方向へ切り替わる様子は、読み手をかなり驚愕させたと思います。 個人的には、ギンヤンマのくだり(ななせハチミツさん)が最高でした。それまで気持ちに揺らぎのあった主人公の、まっすぐな決意が伝わってくる疾走感に脱帽です。 一方の私と言えば、完全に妹を敵に回す描写で挑戦してしまいました。 どんでん返しを得意としていますので(自称)、それまでの場面のどのワードを拾って伏線にしてやろうかと躍起になっていました。 そんな時、序盤の、ピエロとクラウンを明確に分けて説明していた主人公の台詞(絵空事さん)を見て、此処だと思ったのです。 物語の重要な核である「ピエロ」「クラウン」を生かせれば――! ……って、それが駄洒落かい! と怒られてしまいそうですが(笑)。 書き上げた直後、絵空事さんに、「終わりが見えたような、NICE展開でした!」とお言葉を頂いた時は、正直ほっとしました。自分が一番、此処からの展開が予測出来なかったからです。ここから続かなかったらどうしようと、不安で堪りませんでした(笑)。   書き手さんの様々な発想と、それを描き出す才能を、目の前で感じることの出来たイベントでした。大変勉強になる機会となりました。   イベントに参加させて頂きましたこと、改めて御礼申し上げます。   それでは皆様! 今後も『エブリスタ遊園地』を思う存分お楽しみください!  咲蔵風人
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